Airレジを5年使い続けてわかったiPadレジのメリット/デメリット【パン屋運営支援】

この記事では、Airレジを5年使い続けてわかったiPadレジのメリット/デメリットについて書いています。

そのタブレットのレジって使いやすいの?

マルシェでよく聞かれる機会が増えてきました。

この記事は以下のような方におすすめです

  • 店舗でiPadレジを探している人
  • マルシェでノートに手書きで売上管理をしている人
  • 日々の売上管理を楽にしたい人

詳しく解説していきます。

CONTENTS

Airレジの特徴

AirレジはiPad/iPhoneで動くクラウド型レジサービスです。

主な機能はこちら
・シンプルで使いやすい操作画面
・基本的なレジ機能
・キャッシュレス決済対応(要Airペイ)
・複数税率対応
・レシート、領収書印刷(要レシートプリンタ)
・キャッシュドロア、バーコードリーダの接続が可能
・商品管理
・顧客管理
・売上管理
・売上分析
・複数台のAirレジに対応
・様々なサービスと連携

基本はiPadで動くレジシステムです。

そこに色々な便利機能がついています。

数ある中で個人的に便利だと思うのがこちら。
・レシート印刷
・売上管理/売上分析
・複数台のAirレジに対応
・他のサービスとの連携

レシート印刷機能は地味に便利。

店舗では必須ではありますがマルシェなどのイベント出店ではあまりレシートを渡すことはありません。

レシートが欲しいという方には、手書き対応でしたが詳細がほしいと言われると結構手間がかかります。

Airレジではモバイル型のレシートプリンタに対応しているので、いつでもどこでもレシートを印刷することができます。

当店が使っているレシートプリンタはこちら

※モバイルレシートプリンタ購入の際は、対応機種の最新情報を公式サイトでご確認ください。

売上管理/売上分析

売上管理や売上分析も簡単。

日別売上と商品別売上を見ることができます。

過去に出たイベントの売上や売れた商品の数も記録されているので、去年のパン祭りは何が売れたのか?も思い出すことができます。

複数台のAirレジに対応

ひとつのアカウントで複数台のAirレジに対応。

地味に便利な機能。

店舗とイベント出店が重なった時にそれぞれの場所で別々の端末で使うことができます。

アカウントがひとつなので、売上は一緒に集計。

店舗時代は店舗はiPad Pro、マルシェはiPad miniでそれぞれAirレジを使ってレジをしていました。

ただ、売上データが一緒になるので、カテゴリで使う場所の商品データをわけておかないと後でわからなくなります。

他のサービスとの連携

他のサービスとの連携機能が豊富です。

個人的に使っているのはクラウド会計ソフト「freee会計」との連携。

こちらは後で詳しく解説します。

Airレジはリクルートのサービスで、他のサービスがいろいろ。

予約やキャッシュレス決済、飲食店用の機能やシフト管理など様々なサービスがあります。

Airレジ利用のメリット

iPadレジサービス「Airレジ」にはメリットがいっぱい。

初期費用、月額使用料が無料

初期費用、月額使用料が無料。

使い始めのコストが抑えられるのがメリット。

パン屋だけでなく、イベントの受付やアクセサリーなどの物販など幅広い用途に対応。

売上管理がしやすい

ビジネスとして成り立たせる上で、売上の管理は重要。

引用元:Airレジ

売上、会計数、客単価などの振り分けから、支払い方法や消費税、商品登録で設定していれば原価率、利益率まで詳細に確認することができます。

客数が多いのに売上が上がっていない、売上はあるのに手元に残る金額が少ない…などちょっとした疑問もデータを見るとわかることが多くあります。

結構便利。

キャッシュレス決済に対応

各種キャッシュレス決済に対応。

専用端末をつなげることで、クレジットカード、各種電子マネーに対応。

当店は単価が低いので、今のところはPayPayだけの利用ですが、都心などのお店はみんな持っているSuicaなどの交通系ICカードの決済機能は便利かもしれません。

クラウド会計ソフト「freee会計」との連携が便利

売上管理は会計ソフトにおまかせ。

Airレジでも売上管理はできますが、あくまで管理だけ。

事業をやっている以上、確定申告という作業が待っています。

会計ソフトに日々の売上を打ち込むのはかなりの手間。

Airレジは連携させるとレジ締めをした時点での売上をfreee会計をはじめ各種会計ソフトに同期してくれます。

あとは、freee会計の方で同期したデータの部門などの情報を打ち込むだけ。

この連携機能で経理がすごく楽になりました。

クラウド会計ソフト「freee会計」については、こちらで解説しています。

棚卸しや在庫チェックにも使える

想定外の使い方もできます。

意外と便利なのが、会計まで行かずに計算だけする方法。

金額は適当です。

前までは、棚卸しのシートを作って在庫を書き込んで、Googleスプレッドシートに打ち込んで合計を…とやっていましたが、Airレジに食材をすべて登録してからは、iPadを持って在庫チェックができるようになりました。

端数は先に打って、金額を計算して入力、改めて食材を選択すれば1個分の金額が追加されます。

棚卸しだけではなく、問屋さんへの食材発注の時にサッと在庫をチェックできるのは便利です。

iPhoneでも使える

iPhoneアプリもあるので、iPadがなくても使えます。

メインというよりは、iPadが使えない時にちょっと使う感じで。

商品数が少なかったり、携帯性を重視する場合は、iPhoneでも十分かもしれません。

うちも雨の日のマルシェなど、あまりiPadを危険な状況に置きたくない時は防水がしっかりしているiPhoneをメインに使っています。

レシートプリンタやキャッシュドロアにつながる

レシートプリンタが使えるのはとても便利。

レシートと領収書を切り替えて印刷できるので、お客さまの要望に合わせて印刷できます。

モバイル型のレシートプリンタを使えば、イベント出店にも対応できます。

当店が使っているレシートプリンタはこちら

※モバイルレシートプリンタ購入の際は、対応機種の最新情報を公式サイトでご確認ください。

Airレジ利用のデメリット

メリットの多いAirレジですが、デメリットも少しあります。

快適な使用にはiPadが必須

快適な使用にはiPadが必須です。

iPhoneでも利用できるので、導入が簡単なAirレジですが本格的な利用にはiPadが必須。

iPadがあれば、SNSの更新やApple Pencilを使ったポップの制作なども便利になるので持っていない場合は導入を検討したいところ。

同期にはインターネット環境が必要

インターネット環境がなくても使うことができるAirレジはイベント出店などネット環境がなくても使うことができます。

ただ、データは本体に保存されるため、その日の合計を確認したり、他のサービスとの連携をするにはデータをクラウド上にアップする必要があります。

毎回同期が面倒な時は、iPhoneと常時テザリングをするか、セルラーモデルのiPadの導入も検討です。

iPhoneアプリが使いづらい

画面が小さいので、iPadアプリに比べて操作が複雑です。

iPhoneアプリでは、商品をタップして追加しても、どれが追加されたか毎回注文一覧画面に進まないと詳細がわかりません。

iPadアプリは広い画面を活かして、左側に注文一覧が表示されます。

数の調整も簡単。

まとめ:Airレジのメリット/デメリット

初期費用、月額使用料が無料で、使うメリットが多いのが特徴。

メリット
・初期費用、月額使用料が無料
・売上管理がしやすい
・キャッシュレス決済に対応(要Airペイ)
・クラウド会計ソフト「freee会計」との連携が便利
・棚卸しにも使える
・iPhoneでも使える
・レシートプリンタやキャッシュドロアにつながる

デメリット
・快適な使用にはiPadが必須
・同期にインターネット環境が必要
・iPhoneアプリが使いづらい

この記事が、独立や売上げアップを目指す皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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