ちいさなパン屋さんで収入を稼ぐ7つの方法【これからはじめる人向けの基礎知識】

ひとりでできるちいさなパン屋「スモールベーカリー」をコンセプトに、ちいさなパン屋を運営していくノウハウについて詳しく解説しています。

ちいさなパン屋で収入を稼ぐには具体的にどうすればいいの?
仕組みやメリット・デメリットを教えてください。

こんな悩みにお答えします。

この記事の内容

  • ちいさなパン屋で収入を稼ぐ仕組み
  • ちいさなパン屋で稼ぐ手順
  • ちいさなパン屋で稼ぐ5つのコツ
  • ちいさなパン屋のメリット/デメリット

ちいさなパン屋さんを運営してきた実体験をもとに、ちいさなパン屋の立ち上げ〜稼ぐ手順までのノウハウをすべて詰め込んでいます。

「ちいさなパン屋さんって稼げるの?」と不安に思う方は、この記事を読めばパン屋の収入の全体像が理解できますので、最後までじっくりとお読みください!

それでは早速、ちいさなパン屋さんの収入の仕組みについて詳しく解説します!

CONTENTS

ちいさなパン屋さんで収入を稼ぐ7つの仕組み

ちいさなパン屋さんで収入を稼ぐ仕組みは、以下のとおりです。

ちいさなパン屋さんで収入を稼ぐ仕組み
① 店舗販売
② オンラインショップ
③ イベント出店
④ 移動販売
⑤ 委託販売
⑥ 卸売り
⑦ パン教室

詳しく解説します。

① 店舗販売

ちいさなパン屋さんで安定した収入を稼ぐには、店舗での販売が必須です。

移動距離が短く、無理なく通うことができる毎週開催しているマルシェやある程度の売上を計算できるパン祭りなどに定期的に出店できるような状況以外は店舗販売が理想です。

そして店舗販売では、ご近所の食事事情のお悩みを解決するよろずや的なコミュニティになることがポイントになります。

例えば子どもがいる家族の朝ごはんにアレルギーの少ないパンが欲しい人には、以下のようにお悩みを解決します。

お悩み解決
・顧客の悩み:アレルギーの少ないパンが欲しい
・パンの内容:卵や乳製品の入っていない、子どもが食べ切れるサイズのパン
・行動の提案:赤ちゃんにはパン粥、子どもにはスープや野菜を挟める。大人はコロッケなどを挟むなど食べ方の提案

このように、お客さんの悩みを解決しつつ、パンの食べ方提案をすることでパンがひとつ売れて収入が発生します。

また、たったひとつのパンが新しい購入機会を増やしていきます。

・子どもにはアレルギーの少ないパン、親はお昼に食べる惣菜パンや食事パンなど。
・アレルギーに悩んでいる他のママさんに紹介してもらえる。
・アレルギーに悩まなくなってきたら、他のパンにもチャレンジしてもらえる。

たったひとつのパンを購入してもらえるようになると、他のパンへの移行や新規顧客の獲得など口コミ効果で、少しずつちいさなパン屋を中心としたコミュニティができてきます。

店舗時代は、定期的に常連さん主催のパンを食べる会を開催して頂いていました。

すべての悩みには答えられないものの、できることからチャレンジすることでお店のファンを増やすことができて、結果的に収入アップに繋がります。

立ち上げ初期はコミュニティづくりに注力!

② オンラインショップ

オンラインショップは、インターネット上に仮想の店舗を作って販売できる仕組みのこと。

オンラインショップはWebサイトを持っていなくても、菓子製造業許可を持っていれば誰でもインターネット上に店舗を持てるサービスです。

簡単に販売先を増やせる利便性とは対象的に実際の収入はかなりの努力が必要。

オンラインショップは大きくわけて2種類。
・独立型オンラインショップ
・モール型オンラインショップ

独立型オンラインショップ

独立型オンラインショップは、主にオンラインショップに必要なサイトや決済サービスを無料で提供して、売れた際に販売手数料を支払うタイプがほとんど。

初期費用がかからないため、始めやすいものの集客力を高める必要があります。

メリット
・初期費用がかからない。
・すぐに販路を増やせる。
・販売内容は自由に選べる。
・お金のやり取りを代行してくれる。

デメリット
・サイトを見つけてもらえるまで時間がかかる。
・集客力が必要。
・販売手数料がかかる。

お店の運営に合わせて販売方法を選べるのもポイント。
・本日のおまかせセットを、SNSで宣伝して販売。
・人気商品の単品販売。
・売れ残ったロスパンの冷凍セット販売。
・シーズンごとの贈答用セット。

など。

お店に通えない人へのフォロー的な役割がオススメ。

モール型オンラインショップ

モール型オンラインショップは、主にCreemaやminneに代表されるサービス。

集客を大手企業がやってくれるためお客さんの母数が多く、商品を見てくれる人が多い一方、競合が多く埋もれて見つけてくれないデメリットも。

メリット
・菓子製造業の許可があれば、出店できる。
・集客の心配がいらない。
・お金のやり取りを企業が代行してくれる。

デメリット
・ライバルが多いため、埋もれて見つけてくれないことも。
・販売手数料がかかる。

最近はrebakeのようにロスパンに特化したサービスも登場しています。

どのサービスも商品写真と商品説明で選ばれるため、写真スキルと文章力が求められます。
ある程度本格的に参入する場合は、写真撮影を外注する方法も検討。

③ イベント出店

たくさんの人がいる場所へパンを持っていって、販売するやり方。

大きく分けて2種類。
・毎週、毎月開催されるマルシェ型イベント。
・半年や毎年1回、大々的に開催されるパン祭り型イベント。

毎週、毎月開催されるマルシェ型イベント

毎週、毎月開催されるマルシェ型イベントは、マルシェに行くというルーティンがお客さんにできているので、固定客を作りやすく独自のコミュニティを作ることができます。

合っているのはこちらのタイプ。
・実店舗を持たずに、工房だけ立ち上げるタイプ。
・平日は店舗、週末はイベント出店と両立できるタイプ。

実店舗を持たずに、工房だけ立ち上げるタイプは、マルシェ出店でコツコツとファンを作っていき、安定した収入を稼げるようになったら、実店舗を立ち上げ。

自分のペースで少しずつ規模を増やしていける分、じっくりと戦略を練ることができます。

一方で焼くパンとお客さんのバランスの合った成長できるマルシェに出会わないと先に進めないデメリットも。

ある程度、運営資金が必要になります。

平日は店舗、週末はイベント出店と両立できるタイプは、店舗販売からはじめ、余裕ができてきたら週末にマルシェ出店。

マルシェで安定した売上を稼げるようになるには、コミュニティができるまで我慢が必要。

当店も最初のころは出店料を回収できない月もありました。

メリット
・店舗より多くの来場者が見込める。
・異業種との交流で、新しい食材が手に入る。

デメリット
・毎回出店料がかかる。
・すべて個包装+食品表示ラベルが必要。

特に出店料が重要。

回数を増やしていくと、家賃を超える金額になることも。

マルシェの売上は、出店料x10がひとつの目標

パン祭り型イベント

パン祭りは量産できる人向け。

出店料は大きく分けて4種類。
・出店料のみ
・出店料+売上に応じて〇〇%追加徴収
・出店料+規定の売上を超えた場合、超えた金額に対して〇〇%追加徴収
・出店料は取らず、売上に対して〇〇%

全体的に出店料+売上に応じて〇〇%追加徴収のイベントが多め。

出店料は5,000円ほどから、1日10万円近くまでと金額はいろいろ。

来場者数も数千人から、10万人規模まで。

他の売れているパン屋さんの売り方や商品構成などを生で見ることができるので、一度無理のない出店料のパン祭りから出てみることをオススメします。

販売金額の目安
・来場者数:〜1,000人  販売金額:4〜5万円
・来場者数:〜5,000人  販売金額:8〜10万円
・来場者数:〜10,000人  販売金額:15〜20万円
・来場者数:〜50,000人  販売金額:20〜40万円

来場者数が多いほうが販売額は比例して増えますが、どんな客層が来るか想定できていないと売上が伸びないことも。

もちろん、その金額を作れるかどうかですが…

事前のリサーチと経験が必要です。

④ 移動販売

曜日や時間帯を決めて、定期的に売りに行く方法。

販売する場所
・駐車場
・店舗前
・企業
・市役所、区役所
・学校
・病院
・道の駅 など

主に車での販売になりますが、車で持っていって、テーブルやテントを広げて売ることも。

都心では近隣へ自転車にキャリーをつけて販売しているお店も。

キッチンカーで多いランチタイムでの販売のように企業の多い地域や、市役所なども需要があります。

当店も新型コロナウイルスの感染が拡大するまでは、真岡市役所のお昼休みに合わせて売りに行っていました。

サンドイッチやハンバーガーなどランチに手軽に食べられるものや、翌朝の朝ごはんになるもの、残業用の菓子パンなど。

場所やニーズに合わせてメニューを変える必要があります。

メリット
・お店のファンを増やせる。
・販路が増える。

デメリット
・個包装や食品表示ラベルの貼り付けなど手間が増える。
・販売に行く必要がある。
・販売中は仕込みなど仕事ができない。
・天候によって売上の変動が大きい。

学校の購買や道の駅の売店に置いてもらえれば、納品のみの作業で済みます。

販売場所や曜日、時間帯、客層の確認。ライバルの有無など、リサーチの手間が多い販売方法。その分、当たると大きい穴場。

⑤ 委託販売

他の店舗にパンを置いてもらい、手数料を支払って販売してもらう方法。

大きく分けて2種類
・買い取りタイプ
・委託タイプ

買い取りタイプ

買い取りタイプは、その名前の通り販売してもらうお店に買い取ってもらう方法。

商品代金から20〜30%引いた卸値で取引、月末締めの翌月末払いでのお金のやり取りが基本。

買い取ってくれるので、売れ残りのリスクが少ないのも特徴。

メリット
・買い取ってくれるので安定した売上が見込める。
・店舗、マルシェ以外でファンが増える。

デメリット
・販売単価が下がる。
・個包装、食品表示ラベルを貼ったり、箱詰め、発送と手間が増える。

買い取りタイプは販売してくれる側のお店にリスクがあるので、パンのファンでないと長く続きません。

売ってくれる人との信頼関係が大切です。

委託タイプ

委託タイプはその名前の通り、売れた分だけ売上が入る販売方法。

販売手数料を設定して、売れた金額に対して〇〇%を徴収するところがほとんど。

メリット
・販売を代行してくれる。
・販路が増える。

デメリット
・売れ残ったら廃棄になり売上にならない。
・売っている状況を把握できない。

長期イベントや催事ではこのタイプが多く、出店場所によって売上の上下動が激しいのが特徴。

当店では、パンタスティック!!という日本一長いパン祭りがコンセプトのイベントに定期参加。

売り切れる日もあれば、かなりの数量が残ってしまうことも。

場所や曜日で売上がまったく違うので、出店場所や地域の情報収集スキルが必要になります。

⑥ 卸売り

料理を引き立てる脇役に徹するパンが必要。

店舗販売用のパンが主役なら、料理に寄り添うパンは脇役。

わけると2種類。
・カフェやキッチンカーで使う加工用のパン。
・切り分けて料理と一緒に使う付け合せのパン。

加工用のパン

加工用のパンは、調理方法によって使い分けられる万能タイプ。
・バンズやコッペパン、食パンやマフィンなどの食事系パン。

付け合わせのパン

付け合わせのパンは、用途が限られているタイプ。
・フランスパンやカンパーニュなどハード系のパン。
・カットして焼き直しが中心で、アヒージョやスープ、シチューなどの付け合せ。

どちらも調理する側のイメージ次第なので、どこまでイメージを共有して合わせられるかが収入アップのポイント。

メリット
・店舗以外での売上が上がること。

デメリット
・単価が低い。
・いつ注文がくるかわからない。
・食材の確保と予定の確保が必要。
・お金に変わるまで時間がかかる。
・納品先の売上が上がるほど、用意するパンの量が増える。

こちらの事情を理解してくれる相手がいれば、魅力的な販売方法。

ただし、納品先の人気が出過ぎると需要が生産力を超えてしまうことも。

納品先との信頼関係が重要な販売方法。

⑦ パン教室

パン屋の設備、お店のレシピを使って作るパン教室。

メリット
・お店のファンを増やせる。
・パンを販売するより単価が高い。

デメリット
・パンを作る時間が必要。
・パンを教える知識が必要。
・お店を使うので、衛生面の徹底が必要。
・パン以外の知識も必要。

ちいさなパン屋で収入を稼ぐ仕組みの中で、1番オススメしないのがこのパン教室。

パン教室にもっとも重要なのは、パン作りを教える知識が必要になること。

パンを作る知識とパン作りを教える知識は別モノだという認識がないと失敗します。

次に繋がる仕掛けも重要。

次に繋がる仕掛け
・仕込みの生地は持ち帰りで、成形から先の生地は店舗で用意して時短。
・発酵中にパンに関する雑学や付け合せの料理を教えるなど空き時間の活用。
・焼成後は焼き立てパンと料理で食事。
・焼成後の写真撮影。

次の授業も受けたい!と思わせる話術とキャラクター、圧倒的な知識量と理解しやすい表現の言語力、SNS映えする厨房、パン以外の知識、時間管理能力など、多くのスキルを必要とします。

教室の時間も
・午前からランチタイムまで。
・お店を閉めた午後から夕方まで。
・お店を閉めた夕方からディナータイム。

想定する客層でも教えるパンの種類も変わってきます。

メインでパン教室をするなら
① パン教室を優先して運営。
② 週末はイベント出店で広報活動+収入確保。
③ オンラインショップでは教室で教えているパンやジャムなどを販売。
④ noteやYouTubeメンバーなど会員限定で資料の販売。
⑤ パンの食べ方教室、パンの写真撮影教室など作る以外の教室も開催。
⑥ 教室の内容を書籍化。

パンを売るだけではない部分での収入も見込めます。

パン屋とは少し違った視点で見る必要。

以上が、ちいさなパン屋で収入を稼ぐ7つの仕組みになっています。

ひとつに集中するもよし、いくつかの組み合わせもよし、全部やるのもよし。

最近はYouTubeなどのオンライン教室をやる人も増えています!

ちいさなパン屋さんで収入を稼ぐまでの5ステップ

ちいさなパン屋で稼ぐために大切なのは「流行や周りの状況に振り回されず、自分のリズムで営業できるか」。

こちらでまとめています。

稼ぐイメージができたら、次は収益化を目指します。

ちいさなパン屋さんを収益化する5つのコツ

ちいさなパン屋さんを収益化する5つのコツ
① 集客を学ぶ
② 同じジャンルのパン屋さんの商品を調査する
③ お客さんの需要を読み取る
④ 収入額の目標を立てる
⑤ 新作を作り続ける

詳しくまとめてみました。

最後に、ちいさなパン屋で収入を稼ぐ前に知っておきたいメリット・デメリットを解説します。

ちいさなパン屋の3つのデメリット

ちいさなパン屋のデメリットはこちら。

ちいさなパン屋のデメリット
① 必ず稼げるわけではない
② 稼ぐまでに時間がかかる
③ 収入が安定しない

詳しく解説します。

① 必ず稼げるわけではない

パン屋は、商品が売れた分だけ収入が発生します。

つまり、100個焼いても、売れなければ収入は0円ということです。

そのため、ちいさなパン屋で安定した収入を目指すなら、最初は少ない数からスタートして、完売を繰り返しながら徐々に育てていきましょう。

② 稼ぐまでに時間がかかる

ちいさなパン屋は、目に見える成果が出るまでに時間がかかります。

具体的に言うと、月に50万の売上が店舗だけで出るまでに、ほぼ1年かかりました。

まずは継続さえできれば、収入が安定して経費を上回ることができますので、長期目線で努力することを意識してください!

私も収入が安定するまでは、週1〜2回定休日に前職のパンの非常勤講師を続けていました。

③ 収入が安定しない

ちいさなパン屋の収入は、天候に大きく左右されるので、大雨が降ると来店数が大きく減ります。

つまり、収入を安定させるには天気のいい日が増える必要があるということです。

仕込みの時間に翌日、翌々日の天気をチェックして、翌日、翌々日の詳細な売上目標を調整します。

天気の悪い日には買い物に出かけたくないので、翌日分も多めに買うこともあります。
午後から雨予報だと洗濯物が心配だったり、午前中に買い物を済ませてお店のオープンに間に合わなかったなど、お店に寄れないことも考えられます。

当店も、大雨の日は2〜3千円の売上という日もありました。

以上が、ちいさなパン屋のデメリット3つです。

続いて、ちいさなパン屋のメリットをまとめます。

ちいさなパン屋の4つのメリット

ちいさなパン屋は個人でできるビジネスとして、以下のような4つのメリットがあります。

ちいさなパン屋のメリット
① 楽しみながら運営できて、地域の役に立つ
② リスクを少なくして、はじめられる
③ 身軽にいつでも営業できる
④ 価値のあるスキルが身につく

詳しく解説します。

① 楽しみながら運営できて、地域の役に立つ

自分の気持ちが入ったパンは、きっと人の役に立ちます。

ちいさなパン屋で何を売るかは、制約がありません。

私の場合は、昔から好きだったパンや研究で培ってきた知識を応用したパン、誰かの食事に寄り添えるシンプルなパンを多くの人に食べてもらいたいとお店を開きました。

このように、今まで自分のしてきた経験を「食べてもらいたいパン」に応用することで、楽しみながらパン屋運営ができます。

具体的には、
・子どもに安心して与えられる無添加のパン。
・子育て世代のママさんのちょっとした贅沢パン。
・疲れて帰ってきたパパのおつまみパン。
・ちょっとした小腹満たしにぴったりのおやつパン。

など、日常をテーマに楽しみながらパンを作りつつ、地域の生活に役立つパンでお客さんに感謝されるようになります。

ただし、感謝されたいと思ってパンを焼くといいパンができません。

② リスクを低くして、はじめられる

ちいさなパン屋でも、ある程度の設備投資が必要。

小規模からスタート!であれば、
・菓子製造業許可の取得に必要な最低限の設備。
・菓子製造業許可の取得に必要な最低限の内装。
・エアコン。
・卓上ミキサー。
・家庭用オーブン。

とりあえず、菓子製造業許可を取るだけなら、厨房の内装とシンクなどの設備があれば取得できます。

キッチンエイドなどの卓上ミキサーでスタート。

発酵はエアコンで厨房自体を暖かくして室温で発酵。

家庭用オーブンと銅板やピザストーンを使って焼成。

1〜2万程度ならこれでも十分。

もちろん、美味しいパンを安定して焼くなら、業務用の設備を揃えるのがベストです。

自分が作ってきた環境に合わせて設備を整えると、気持ち的にも楽です。

③ 身軽にいつでも営業できる

ちいさなパン屋は、自分に合った営業スタイルで運営することができます。

例えば、
・店舗で一日営業。
・店舗で13時まで、場所を移して売り切れまで営業。
・移動販売で午後まで、店舗に戻って夜まで。
・ある日は店舗を開けずに他の場所で販売。

このように、好きな時間に好きな場所で営業ができます。

もちろん、計画的な営業計画を立てないとお客さんはつきません。

フットワークの軽さがちいさなパン屋の魅力。

④ 価値のあるスキルが身につく

ちいさなパン屋で収入を稼ぐために努力していると、価値のあるスキルが身に付いていきます。

例えば、
・ライティング
・デザイン
・サイト制作
・写真撮影
・マーケティング
・SNS運用
・自己分析

例えば文章を書くライティングスキルは、日常生活でも活かせる技術です。

ポップやチラシを作るデザイン、公式サイトを作るサイト制作スキル。

商品写真を撮ったり、パンの需要を考えるマーケティング、集客・広報活動のSNS。

日々の接客の中で、自己分析もできてきます。

ひとりでちいさなパン屋さんを運営すると、自然と様々なスキルが身についてきます。

もちろん、最初から持っていればなおよし。

以上が、ちいさなパン屋のメリット4つです。

まとめ:やりたいパン屋のために、今すぐ行動!

この記事では、ちいさなパン屋で収入を稼ぐ仕組みについて詳しく解説しました。

ちいさなパン屋での経験は一生の資産なので、やればやるだけ価値になります。

継続するのは楽ではありませんが、自分のペースで地に足のついた経営を実践して、自分らしいちいさなパン屋を作ってください!

ひとつひとつの行動が、ちいさなパン屋の成功に繋がります!

この記事が、独立を目指す皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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