この記事では、食パンの冷凍保存方法について書いています。
当店の家族は朝食はパン派。
イベントで残ったり、仕込みで規格外が出る日を除いて、毎朝素朴な食パン6枚切りを2枚ずつトーストして食べています。
一枚はスライスチーズを乗せて、もう一枚はその時の気分でジャムの味をチョイス。焼きたての次の日はそのまま生でガブリ♪
マルシェでも素朴な食パンは人気で家族の多いところは結構な大人買いをされる方も。
ただ、初めての方は賞味期限をかなり気にされる様子。
平日忙しかったり他に食べるものが出るとついつい賞味期限が過ぎてしまい、カビが生えて捨ててしまった経験がある人も多いはず。
そこで、今回は食パンの冷凍保存について考えてみたいと思います。
当店の素朴な食パンについてはこちらで書いています。
食パンの保存は「冷凍」がオススメ!
食パンは「生もの」
こう思っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
実は食パンは様々な種類のパンの中で最も水分の多いパンでもあります。
そのため常温保存ではカビが生えやすく、パン袋のままだと完全に密閉できず乾燥してしまいます。
では冷蔵庫は?と思う人も多いところですが、パンはデンプンの塊。
ご飯を冷蔵庫に入れておくとカチカチになるように、パンも冷蔵庫保存ではすぐにパサパサになってしまいます。
冷蔵庫の0〜5℃ではデンプンの老化が早いためです。
そのため、食パンは「冷凍」での保存がオススメです!
冷凍なら常温や冷蔵保存のデメリットを防いで、長期保存も可能になります。
ネットなら最初から焼きたてを冷凍保存していますので焼きたての食感を味わえます。
食パンの冷凍方法は?
食パンは冷凍保存がオススメ!
実際に食パンを冷凍する方法をご紹介。
① 1枚ずつラップで包む
ブロックで買った場合は食べる厚みにカットして、スライスしている場合はそのまま、1枚ずつラップで空気が入らないようピッタリとかけて包みます。
② 保存袋に入れて冷凍
そのままではラップの間から空気が入ってしまうので、密閉できる保存袋に入れるのがオススメ。
ジップロックなど、口がピタッと閉まる袋ならにおい移りも防げます。
長期保存にも最適です。
③ 保存期間
冷凍した食パンの保存期間は2〜3週間ほど。
もちろん早めに食べきってもらったほうが、冷凍による食感や味の劣化も少なく、商品サイクルが早いほうがパン屋としても嬉しい。
冷凍する場合は、買ってきたその日にいる分を除いてすぐに冷凍することをオススメします。
食べる時の解凍方法について
食パンの保存は冷凍がオススメ!とわかったところで、冷凍保存されている食パンをどう食べればいいか考えましょう。
① 解凍は必要なのか?
6枚切り程度ならそのままトースターで焼くことで美味しく食べられます。
厚みがあると中まで火が通らず表面がいい焼色になってしまうことがあります。
時間がある時は、自然解凍をオススメします。
② 焼き方は?
トースターの性能に左右されるので、持っているトースターの説明書を確認してください。
スチーム機能がついているとフワフワとした食感を実現できます。
個人的には自然解凍して、表面だけパリッと高温で焼き上げるのがオススメ。
③ そのままの場合は?
そのままでも美味しい食パンは、自然解凍で。
解凍後、好きな具材を挟んでサンドイッチにしたり、そのままジャムをつけて食べてもOK!
ちょっとひと手間!
食パンは冷凍して、長期間楽しむ。ということはわかりましたので、ちょっとひと手間!
作りおきの冷凍トーストで時短!
忙しい朝の時間を有効活用してみてください!
クックパッドで美味しそうなメニューがいっぱい!
まとめ
食パンはスライスして販売しているため、常温保管では断面が空気に触れやすく、カビが生えやすかったり、水分が飛んですぐにパサパサになったりとデメリットがいっぱい。
冷凍方法することで、デメリットを防いで長期保存が可能になります。
冷凍庫臭と冷凍焼けに注意!!
子供の多いご家庭は作りおきのトーストを冷凍しておくと、忙しい朝の時短にも便利です。
クックパッドで調べると色々な種類が出てきます!
いろいろな情報を参考に、食パンをいっぱい買って冷凍保管してみてはいかがでしょうか?
気になった方はこちらもチェック!